萩釉反縁隅切切足長方
美術盆器「名品大成」II日本(P122)に掲載されています。
昭和36年6月号「盆栽」に、横山秋史の<赤肌焼>という投稿が掲載されており、自己の所有する鉢(この鉢と同型)について「明治時代、石川寅吉という先代の焼いたものと思われます。
少なくとも百年位の年代を経ておりませう」との興味深い所説を披露されている。(美術盆器より抜粋)
本文には落款が押されているとありますが、落款はありません。
関係者に問い合わせた結果、間違えて記載されたそうです。
作りも重厚観があり、白釉と桃花釉を混ぜ合わせた様な淡い桃色をしております。鉢裏にまでガラス質の釉薬がかけられています。
名品と呼ぶのに相応しい鉢だと思います。
商品詳細
サイズ | 間口18.5cm×奥行き13cm×高さ4.8cm |
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